旧日本海軍や自衛隊の艦船には船内に『艦内神社』と呼ばれる神社が分詞されるのが慣例になっています。
たいていはその艦名の由来となった土地の神社が選ばれているようです。
ということで、今回は旧海軍の戦艦『金剛』と『大和』の艦内神社に選ばれた神社を回ってみたいと思います。
まずは大阪府千早赤阪村の『建水分神社』
こちらは戦艦『金剛』の艦内神社に選ばれた神社です。
この神社の建つ金剛山のふもと千早赤阪は、戦前に忠臣として評価の高かった楠木正成生誕の地でもあります。
大楠公ゆかりの『金剛』が艦名に選ばれたのも、さもありなんという感じでしょうか。
水越峠を越えて、奈良県天理市へ
戦艦『大和』の艦内神社だった大和(おおやまと)神社です。
遣唐使が航海の無事を祈願して参拝したと記録が残る由緒ある神社だそうです。
確かに小さいながら、風格を感じさせる趣がありました。
境内には戦艦大和の模型などを展示した建物や、
大和と、ともに沈没した駆逐艦の乗組員を慰霊する社などがあります。
ちなみにこの参道の長さは大和の全長とほぼ同じ長さとか。
航海や交通の安全を司る神社なので、旅行好きの方は参拝されてみてはいかがでしょうか。
その後、ふらふらと足の向くまま進んでいたら、
ま た と よ さ と か
つい立ち寄ってしまう不思議。
今回のお守り。
大和の土鈴が社務所にあったので、購入したら大和ミュージアムの袋に入って渡されましたw